過敏性腸症候群(IBS)のQ&A

|Q1 過敏性腸症候群の患者さんはどの位いますか? 

|A 過敏性腸症候群の症状に悩んでいる人は、全人口の10~15%(10人に1~1.5人)といわれています。しかし、実際に医師の診察を受ける人は半分以下であり、多くの人が一時的な下痢、便秘と思いこんで自己流の治療を行っているようです。 
 


|Q2 普段は何ともないのに、緊張するとおなかの調子が悪くなるのですが、過敏性腸症候群でしょうか? 
|A 過敏性腸症候群の症状出現のきっかけとなる要因として、ストレスが大きく関与しています。ストレスには、人生の節目にあたる大きな出来事だけでなく、人前での発表や試験などの緊張した場面も含まれます。症状が続いて、日常生活に支障をきたすようであれば、がまんせずにかかりつけ医やかんわどうを受診して、適切な治療を受けることをおすすめします。 
 


|Q3 便秘がちで、コロコロのかたい便しか出ないのですが、重大な病気でしょうか? 
|A ほかにも腹痛などお腹の症状があり、排便でその症状がやわらぐようであれば、過敏性腸症候群の可能性が考えられます(チェックテストも行ってみてください)。他の病気の可能性もありますので、かかりつけ医やかんわどうを受診して相談することをおすすめします。 
 


|Q4 おなかにガスが溜まりやすいのですが、これも過敏性腸症候群の症状なのでしょうか? 
|A 過敏性腸症候群の患者さんでは、腸が感じやすく、腸のはたらきが異常な状態になっているので、普通の人なら感じないようなちょっとした変化にも敏感に反応します。それによって下痢や便秘、痛みなどの症状が出ますが、他にも、おなかが張った感じがする、おなかがゴロゴロ鳴る、おならがたまる・頻繁に出るなどの症状が出ることもあります。 
 


|Q5 検査で異常がないのに、下痢や便秘、腹痛が続くのはなぜでしょうか? 
|A 過敏性腸症候群は、腸の機能(はたらき)の病気であり、下痢や便秘、腹痛が続くのは、内臓が感じやすく、腸のはたらきが異常になっているためです。レントゲンや内視鏡の検査は、がんや潰瘍などを見つけるためのものなので、腸の機能は正確にはわからないのです。

 

 

|Q6 ストレスが加わると、なぜおなかの調子が悪くなるのでしょうか? 
|A 脳と腸はお互いに影響し合います。過敏性腸症候群の患者さんでは、その脳と腸の情報のやりとりが過敏になっており、脳がストレスを感じると、腸の機能に異常をきたしやすく、下痢や便秘、腹痛などが起こります。 
 


|Q7 過敏性腸症候群はどんなストレスで起こりますか? 
|A 症状出現のきっかけや悪化の原因として、ストレスは重要です。ストレスには、転職など大きな出来事や人間関係など日常のいらだち事、あるいは単純な緊張などがあります。ストレスだけでなく、食後に症状の悪くなる患者さんもいます。朝食後に時間に追われてゆっくりとトイレに行く余裕がなく、長時間満員電車に乗って、すぐに排便や放屁できない状況もある意味ではストレスといえます。 
 
 

|Q8 便秘や腹痛などおなかの症状のほかにも、時々頭痛がすることがあるのですが、関係ありますか? 
|A 過敏性腸症候群の発症にはストレスが大きく関与していますが、そのような患者さんはストレスの影響を受けやすく、下痢や便秘、腹部症状などの消化器症状だけでなく、頭痛やめまい、疲労感、不眠のようなストレスが原因と考えられる消化器以外の症状が出ることがよくあります。 
 

 


|Q9 便秘気味なので食物繊維をとるように心がけていますが、なかなか多くはとれません。何か良い方法はありますか? 
|A 市販されている健康食品を利用して、食物繊維を上手に摂取することも可能です。また、過敏性腸症候群の治療薬として、食物繊維の作用を強力にしたような高分子重合体もありますので、便秘が続くようであれば、かかりつけ医やかんわどうを受診して、適切な治療を受けることをおすすめします。 
 


|Q10 長い間便秘に悩んでおり、時々市販の下剤を飲んでいますが、問題はありませんか? 
|A 市販の便秘治療薬の多くは、センナをはじめとする大腸刺激性の下剤で、便秘型の過敏性腸症候群の症状を悪化させたり、長期に飲み続けた場合に耐性を生じてしまい、大量の下剤を飲まないと効かなくなることもあります。

 

 

|Q11 かんわどうを受診する前に確認しておくことはありますか? 
|A どんな症状があるかについて、鍼灸師に伝えることが、とても重要になります。便の性状や回数、いつ頃から悩んでいるかなど、自分の症状をもれなく伝えられるように、気になる症状をまとめてメモしておくといいでしょう。 
 


|Q12 過敏性腸症候群と診断されましたが、すぐに治るのでしょうか? 
|A 過敏性腸症候群は、精神的・身体的なストレスや食生活の乱れなどさまざまな因子が複雑に関与しており、原因を特定できない場合が多いとされています。したがって、治療にあたっては、患者さんの状態に応じて生活指導や食事指導、薬物治療などを総合的に行います。
薬物治療の目的は日常生活に支障のないように症状を取りのぞくことですが、症状のコントロールには数週間から数ヶ月を要します。また、原因が取りのぞかれない限り、完治したとはいえません。 

 

 
|Q13 症状の改善がみられたら、薬を飲むのをやめてもいいのでしょうか? 
|A 過敏性腸症候群は慢性に続く病気であり、症状のコントロールには数週間から数ヶ月を要します。薬を飲み始めて、いったん症状の改善がみられても、薬を飲むのをやめたときに症状がぶり返す可能性もあります。自分の判断で薬を飲むのをやめようとせず、医師の指示通りに飲み続けましょう。 

 

 
|Q14 ストレスが無くならない限り、治らないのでしょうか? 
|A 過敏性腸症候群の症状出現のきっかけとなる要因(誘因)として、ストレスが大きく関与しています。薬物治療はあくまでも症状を取りのぞくためのものであり、原因そのものを取りのぞくような治療ではないので、治療にあたっては誘因となるストレスを取りのぞく必要があります。
しかし、下痢や便秘、腹痛などの症状が改善されることによって、またいつトイレに行きたくなるかというような症状に対する不安感(ストレス)が取りのぞかれ、悪循環が断たれる可能性もあります。 
 


|Q15 ストレスを感じなくするため、普段の生活で心がけられることなどはありますか? 
|A 過敏性腸症候群は完璧主義の人に多いので、100点満点を取ろうとしないで、75点で十分という気持ちになることが大切です。原因となるストレスを発散し、精神的な安定をはかることと、生活を規則正しくし、正常な便通に戻すことなどの生活改善を心がけるとよいでしょう。

過敏性腸症候群/アトピー性皮膚炎/パニック障害/不妊症について臨床報告と、それを通して見えてくる心と体の関係を紹介していきます

開業支援

鍼灸師、柔整師、マッサージ師の皆様、

当院のスペース内で開業しませんか?

 

3床のベッドスペース無償でお貸しします。

 

光熱費、消耗品費も発生しません。

 

支払いは売上の一定割合のみです。

 

独立資金、運転資金ナシで開業です。

 

礼金・保証金だけが必要です。

 

診療内容は自由、あなたの得意な治療で可。

 

雇用関係は発生しません。診療時間、休日も自由。

 

採用には面接が必要です。ご希望の方はfaxまたはmailで

連絡先、面接希望日時記入の上、エントリーして下さい。

 

fax:052-804-5163

mail:info@kanwado.net

 

開業指向の熱い方望む!